アーユルヴェーダ的・生蜂蜜のチカラ 〜自然がくれた甘くて深い薬〜

アーユルヴェーダ的・生蜂蜜のチカラ 〜自然がくれた甘くて深い薬〜

ナマステ、オーナーのケイシーです。

今日は、アーユルヴェーダで“甘味の中で唯一、加熱しない形で薬効がある”とされる「生蜂蜜(ローハニー)」についてご紹介します

生蜂蜜は、ただの甘味ではありません!

アーユルヴェーダでは、蜂蜜は“ヨーガヴァーヒ”(媒体)と呼ばれる特別な存在。
これは、他のハーブや薬効成分を体の奥深くに届ける「運び屋」のような役割のこと。

特に生の蜂蜜には、

呼吸器のケア(痰や咳の緩和)
消化力アップ(アグニを整える)
デトックス(代謝を促す) といった力があると伝えられています。

ただ、摂取する際の注意点として加熱はNG!
ひとつだけ、蜂蜜に関してアーユルヴェーダがとても強く注意していることがあります。
それは、“加熱してはいけない”ということ。

加熱された蜂蜜(45度以上)は毒性をもつとされ、
体内で「アーマ(未消化物)」を生み、消化器に負担をかけてしまうと古典では伝えられています。

つまり、コーヒーや紅茶に蜂蜜を入れるのも、本当は避けたい使い方なんですね。

生蜂蜜の使い方♪
朝、白湯にレモンと生蜂蜜をひとさじ(冷ました白湯で)
ターメリックやトゥルシーなどのハーブと混ぜて
寝る前に、口に含んでゆっくり舐める(咳やのどのケアに)

特にカパ体質の方、春の重だるさがある時期におすすめの養生法です。
ただし、ピッタが強い方や高熱があるときはNG。
生蜂蜜もまた、体質や季節に応じて使い分けることが大切です。

スーパーに並ぶ蜂蜜とはまったく違う、生きた甘味「ローハニー」。
私たちの体に、自然の英知がまっすぐ届くような、そんな感覚があります。

実際にこのローハニーを使ったオイル施術としては、当店ではフェイシャルトリートメントも行っていますよ!
ぜひいちど、お試しあれ。

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