ゆだねる強さ ~がんばらない夏のはじまり

ゆだねる強さ ~がんばらない夏のはじまり

昨日、アーユルシャンティの姉妹店ヨーガシャンティにてオンラインヨガクラスを開催しました。
テーマは「ゆだねる強さ ~がんばらない夏のはじまり~」

7月に入り、本格的な夏の気配。
アーユルヴェーダでは、夏はピッタ(火のエネルギー)が増える季節とされています。

ピッタは、情熱・集中力・変化をもたらす力。
その恩恵を受けて、わたしたちは「やる気が出る」「前に進める」と感じやすくなる一方で、
頑張りすぎてしまったり、怒りっぽくなったり、内側の“火”が強くなりすぎてしまうことも。

そんなときに必要なのは、
「力を込めること」よりも、「力を抜くこと」。
「前へ進むこと」よりも、「いまここにとどまること」。

今回のヨガクラスでは、
深い呼吸とともに胸を開くポーズ
少しの緊張を加えたあとに、やさしく身体をゆだねるリストラティブなポーズ
長めのシャヴァーサナで“何もしない”を体験する時間

…を通して、緊張を解き、内側のピッタを鎮める時間を大切にしました。

アーユルヴェーダでは、「がんばらない」「ゆるめる」「休む」ことも、
バランスを保つための大切なセルフケアとされています。

現代は、とにかく“がんばること”が評価されやすい時代ですが、
何かを手放したときにこそ、見えてくる真の強さがあります。

画面越しでも、みなさんの深い呼吸と安心の波が伝わってきて、
静かな調和のひとときとなりました

また次回も、季節の変化に寄り添ったアーユルヴェーダ×ヨガの時間をお届けしていきますね。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

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