アーユルヴェーダ資格講座・やんばる通学制 を開催しました!
参加者のみなさんと、学びと癒しが入り混じる濃い一日を過ごしました。
午前はスパイス料理で“食べるアーユルヴェーダ”
スパイスが主役の朝は、オイルでスパイスを炒めた瞬間から、スパイスのいい香りが立ち上がり、
みんなの顔がぱっと明るくなるのがわかりました。
アーユルヴェーダでは、料理は「薬づくり」に近い行為。
ただ美味しいだけではなく、体調や季節に合わせて、
今日の自分を整える一皿をつくっていく。
みんなで鍋をかき混ぜたり、グルテンフリーパンケーキを焼きながら
「このスパイスってこんな香りだったんだ!」
「家でも作れそう!やってみます!」
と、声が上がるたびに、学びが暮らしへと流れ込んでいくのを感じました。
午後は、さらに深い体験へ。
まずは ハーブパック。
インドで仕入れたハーブをブレンドして身体に塗布すると、
ものの数分でお肌のキメや透明感がでてきます。
そのあとの手の見せあいっこと感動のシェアがお互い楽しかったです!
次は ギークリーム。
ギーの黄金色は、見ているだけで心が静かになる不思議な存在。
アーユルヴェーダにおけるギーは、
身体を滋養し、心を落ちつかせる“サットヴァ(純粋性)”の象徴。
ギーをシンプルなある方法でクリームにすると、身体に気軽に塗布できるクリームに。
ギークリームは皆さんにお持ち帰りいただきました♪
最後は 上半身の痛みトリートメント の実技。
肩こり、腕の張り、首の緊張。
現代人の“上のほうの不調”に丁寧にアクセスする、アーユルヴェーダ的アプローチを学びました。
触れる手の質、呼吸のテンポ、圧の深さ。
ひとつずつ調整すると、施術されている人の呼吸が
ゆっくりほどけていくのが伝わってくる。
技術以上に大切なのは、
「あなたを大切に扱っていますよ」という姿勢なんだなと、
みんなが実感しているのが伝わる場でした。
講座が終わる頃には、空気がすっかり柔らかくなっていて、
参加者も講師としての私も愛の学びの一体感を感じることができました。
今日身につけた知恵と技術が、
みなさんの暮らしやお仕事の中で、
じんわりと効き目を発揮しますように。
次回も、またこの森の中で。
アーユルヴェーダの深さと楽しさを、いっしょに味わいましょう。
ナマステ
