今日も森の空気に包まれながら、たくさんの学びと発見があった1日でした。
午前中の料理講座では、南インドの家庭料理を2品作りました。スパイスを炒める香りが広がった瞬間、みんなの表情がぱっと明るくなるのが伝わってきて、こちらまで嬉しくなったよ。
そして、手軽に手に入る食材——たとえば「リンゴ」のような身近な果物でさえ、アーユルヴェーダ式の食べ方に工夫すると、身体の負担を減らしながら楽しめることをお伝えしたら、みんな目を丸くしてびっくりしていました。
「シンプルなのに味わい深い」これがスパイス料理の魅力。
スパイスの世界へようこそ、だね。
そして何より、日々の暮らしの中で“薬になるものをどう取り入れるか”。
健康って、失ってから慌てても遅いからこそ、こうして毎日の中に少しずつアーユルヴェーダの智慧を入れていくことが本当に大切だと感じています。
午後は施術の時間。
ベッドを出して、フェイシャルトリートメントや、むくみが気になるときのフットケアを練習しました。
手が肌に触れた瞬間の“ほぐれゆく時間”は、言葉にしなくても伝わってくるものがあるね。
アーユルヴェーダは本場インドでは医療として扱われているけれど、日本ではまだセラピーの位置づけ。
だけど、リラックスの先にある筋肉の緩みや、心までふっと軽くなるあの感覚は、やっぱりアーユルヴェーダならではのものです。
施術に携わるときは、相手の身体だけでなく“その人の人生そのものに触れている”という意識を持つこと。
どこかで神様の力を感じながら、ひとつひとつ手を動かしてゆく——そんな姿勢が大切なんだと実感する時間でした。
開業を目指す人にとっても、すぐに家族にケアしたい人にとっても、今日の学びは必ず役に立つはず。
みんなのこれからの生活が、もっと健やかで、もっと温かく満ちていきますように。
次回のやんばる時間も、お楽しみに♪
