地元の開墾組合総会へ行ってきました!
ナマステ、オーナーのケイシーです。
私は現在、沖縄の最北端国頭村に住んでいるのですが
そのなかでも奥間地区という、沖縄の中でも特別な地区にいます。
この奥間には古くから首里への献木(首里城の材木には奥間の木が使われているそうです)があったり、催事の際には奥間の天然の湧き水が使われていたというなど、亜熱帯の森と素晴らしい湧き水に恵まれた場所なのです
4年前にこの場所に巡り合ったとき、アーユルヴェーダ的自然と一緒に暮らす贅沢な環境に感動した日を今でも鮮明に覚えています。
ここでは40年前に土地を開墾して、森で暮らす方々のために湧き水の源泉にダムを作って運ぶためのパイプを通した方々が、開墾組合としていまも組合は引き継がれて残っています。
私の家も、生活排水はすべてのこの森の水に頼っているので
お風呂は森の温泉といったところでしょうか・・
とろとろの肌触りで、温度があまり高くなくても身体の芯から温まるお湯につかることができます。
ですがこの湧き水、先日の北部大豪雨の災害で森の山々は70か所以上の土砂災害、源泉のダムも大人の胸の高さまで土砂で埋まってしまいました・・
沖縄のだれに聞いても、こんな豪雨は前代未聞だったと・・
飼っていたヤギさんが25頭も浸水による溺死をされるかたも・・
村役場は休日返上でてんやわんや、消防隊員や内閣府まで出動してくださり
それでもなかなか復興のめどは立ちません。
ちなみに、私たちの山のダムは消防隊員の方がたや組合員の方々が重い荷物を担いで5キロも山の中を歩いて、手でダムの中のジャリを掻き出してなんとか1本のパイプだけを、修繕してくださりました
が、本来あった2本目のパイプは吹き飛び断絶し、これを直すためにまだまだ人手もお金も時間もかかります。
40年前の開墾組合員は老年化しており、生活の基盤である水も次の災害があったら今度こそ完全に断絶され、組合も解散するかもしれない危機を迎えています・・
もちろん自然の中に住むことは多少のリスクはつきものだとは思いますが
こんな事態を目の当たりにして
自分にできることは何か?考える日々です。